ひょうご盲ろう者支援センター

特定非営利活動法人 兵庫盲ろう者友の会




☆盲ろう者とは




「盲ろう者」あの有名なヘレン・ケラーと同じ障害。


 視覚と聴覚の両方に障害を持つ人をいいます。


 平成24年兵庫県盲ろう者実態調査によると


 兵庫県内に639人いることがわかりました。


 その中で、平成28年現在盲ろう者向け通訳・


 介助員派遣制度を利用している盲ろう者は51名、


 多くの盲ろう者が家にひきこもり、家族との


 コミュニケーションがないまま暮らしていると


 思われます。





☆盲ろう者のコミュニケーション




 視覚・聴覚の障害の程度などによって、


 様々なコミュニケーション方法があります。


 しかし、これらのコミュニケーション方法は


 自然に身につけることはできません。


 盲ろう者自身の努力、周囲の協力が必要です。


 多くの盲ろう者は、コミュニケーションがな


 いまま生活しています。 支援センターでは、


 大変不足しています。


 盲ろう者がコミュニケーション方法を身につける


 ための支援、訓練を行います。





(1)弱視手話

弱視手話


 残っている視力に配慮して手話表現をします。





(2)触手話

触手話


 盲ろう者が手話表現を触って読み取ります。





(3)指点字

指点字


 点字を盲ろう者のために話し言葉として応用した


 方法です。





(4)音声

音声


 残っている聴力に配慮して伝えます。





(5)筆記通訳

筆記筆記


 残っている視力に配慮します。パソコンなど機器


 を使う方法もあります。





(6)手書き文字

 
手書き文字


 主に盲ろう者の手のひらに文字を書く方法です。


 手の甲や、背中で通訳を受ける盲ろう者も


 います。





(7)ブレイルセンス

 
ブレイスセンス


 点字ディスプレイがついた世界最小、最軽量の


 音声点字の携帯情報端末です。











by 特定非営利活動法人 兵庫盲ろう者友の会